PRODUCT製品情報

軽量・低慣性・高剛性

CFRP

KATSURAの高機能CFRPローラーは、ローラーメーカーとして培ったノウハウと1万本以上の実績で、あらゆる分野のローラーに御採用いただいております。 ピッチ系高性能炭素繊維の採用で、より高剛性、軽量化、低慣性のローラーを実現することができました。

主な特徴

1.高剛性
鉄ローラーよりも小さいたわみが可能に。E=ヤング率(縦弾性率)の比較は下記のとおりです。
鉄はE=21,000kgf/mm2
アルミはE=7,200kgf/mm2
CFRPはE=8,000~28,000kgf/mm2

 

■各材質ローラーのたわみ量比較

サイズ:φ200×5000W×5300TL

荷重:500kgf等分布荷重

※重量及びたわみ量は、計算・解析値です。

 

2.超軽量
鉄の比重は7.8、アルミは2.7、CFRPは1.56~1.75。アルミの約半分、鉄の1/4以下に。

 

3.低慣性
基材へのローラー追従性が、飛躍的に向上します。 ローラの始動、制動が容易で制御性がよく製品にかかる負荷が低減されます。

 

■各材質ローラーの慣性比較

 

 

 効果

 

上記3つの特性が、下記の機能を可能にします。

 

1.高速回転
超軽量+高剛性=危険回転数域を高くすることが可能に。鉄の2倍、アルミの1.5倍の安全回転数が確保できます。

 

2.コンパクト設計
より高弾性なCFRPパイプを選択すれば、自重たわみ量は鉄の1/3に、荷重時のたわみ量は鉄の30%減も可能です。

 

3.高精度
高剛性を有していることによって、加工精度が向上します。さらに高速回転時の振れも非常に小さくなります。

 

 

 分野・用途

 

<分野>
高機能フィルム、光学系フィルム、製紙、繊維、印刷、OA機器

 

<用途>
ガイドローラー、ラミネートローラー、ダンサーローラー、テンションローラー、ライダーローラー、圧胴ローラー、ピンチローラー、巻取りコア など

 

※製作可能サイズは、弊社営業スタッフにお尋ね下さい。

 

 

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